日本人の少ない学校を選びますか?

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彼らの存在 〜留学成功への第一ステップ〜

親子留学・教育移住の場合、英語の習得が1番の目的になるかもしてませんが、英語を習得するというゴールを達成するには、まず学校に慣れることがとても大切です。ハワイは各学校に大抵日本人の子供がいます。学校に慣れるまでの間、彼らのヘルプは転入してきた子供にとって心のよりどころになり、学校のシステム、宿題の理解、友達づくりのハードルが下がります。彼らの存在は、転入生をあっという間に学校や仲間に引き込み、溶け込ませてくれるという利点があります。中には、英語教育のためだから日本人のいないところを選びたがる親御さんは多くいます。日本語を排除し、一気に英語脳をビルドアップさせたい、というその思いも理解できます。しかしながら、全く新しい環境に行く子供のストレスは計り知れません。いきなり全く知らない、言葉の通じない学校に放り込まれ、拒否反応を示し、挙句は英語嫌いになったり、体調を崩し帰国するケースもあるため、子供のストレスを軽減させてあげることも必要です。

日本人の生徒がヘルプしてくれたとしても、朝から晩まで通訳してまわるわけではありません。授業は英語、宿題も英語、先生を含めクラスのほぼ全員に日本語は通じません。結局は自分でやっていかなければなりません。いやでも、ある程度の英語は身についてきます。その先、目標とする英語レベルまで達成できるかは、本人の意思と、親のフォローアップ次第でしょう。まずは、学校が楽しくなる、学校に慣れるということが第一ステップです。英語は、その次のステップです。学校嫌いの状態が長く続いては元も子もありません。限られた留学期間、少しでも早く学校に馴染み楽しく学校生活を送れることを目標にしましょう。

学校選びの一つの目安

日本人のいる学校=比較的治安の良いところと判断しても過言ではありません。どうしても学校の立地、周辺の環境により通っている子供たちの家庭環境が変わってきます。ハワイには日本人が多く住んでいますが、どの学校にも日本人がいるとは限りません。日系人はいても、日本人家族がいない学校も存在します。それは治安的なものが関係している傾向があります。喧嘩や、物が紛失するといったようなトラブルが頻繁に起こる学校もあるため、子どが安心して通える学校を選ぶことを優先したいものです。