ハワイの義務教育制度 / 小学校〜高校

アメリカにおける就学年数は州により異なります。スタート年齢が５歳から７歳、終了年齢が１６歳から１８歳と、とても大きな違いがあります。ハワイ州の義務教育は、５歳から１７歳までの１３年間とされています。日本は小中高と６−３−３制ですが、ハワイでは６−３−４制（稀に７−２−４）。アメリカの義務教育制度は、義務教育を受けなければならないわけではなく、その年齢のうちは政府側が教育を与える義務があるという意味あいのようです。就学年齢になっても政府から連絡もありませんし、ハイスクールの途中で退学することもできます。公立の義務教育制度を利用するかどうかは親や、本人次第なのです。

ハワイの新学期は７月下旬から８月に始まります。公立の場合、８月１日時点で５歳になる子供がキンダーガーテン（通称：キンダー）から義務教育をスタートします。私立学校の足切り日は学校により異なります。キンダーは小学校に併設されており、1st grade（１年生）にむけての１年間の準備期間とされています。キンダーを含めると小学校は６年間、中学校は３年間、高校は４年間となります。ほとんどの小学校は５年制ですが、ごく一部の小学校で６年制をとっているところもあります。キンダーを含めるとトータルで６年もしくは７年小学校に通うことになります。日本の学年でいうと、小５で小学校卒業そして中学に進学、中２で中学終了その後高校生になります。

アメリカの学校では、キンダーを始める時点で遅生まれの子供を一つ下の学年に入れる、必要に応じて同じ学年をもう一度繰り返す、優秀な子供が上の学年のクラスを取る、といったことがあるため、クラスの中でも年齢のばらつきがあります。以下の表は、一般的な学年と年齢の関係を表していますが、これに当てはまらない場合もあります。