同じプログラムでも、満足度は人それぞれ
入学するとまず、プレイスメントテストを受け、適切な英語レベルの一般英語クラスに振り分けられます。クラスの英語レベルが簡単すぎる、難しすぎるといったことが起きないよう、学校側はペーパーテストに加え、スピーキングのテストも行い、入学時の生徒の適正レベルを見極めます。どこの学校も、1〜6もしくは8段階のレベルのクラスを用意しています。徐々にステップアップし、ビギナーから初めて2、3年で卒業できるようプログラムが組まれています。クラスによって先生も違えば、時期によってクラスメートの国籍や、人数などもかわります。
各学校ごとに参考データはハワイ語学学校リストを参照ください。
上級クラスでは、ヨーロッパからの学生率が高く、日本人率は低くなり、初級クラスは日本人率が高い傾向があります。日本人が多いと英語が上達しないと思われがちですが、ほとんどの学校で母国語禁止のルールがあるため、学校生活の中では英語のみになります。ルールを破ると罰金、即下校といったペナルティを課す学校もあります。やはり留学前から英語学習をし、少しでもレベルを上げておくことで、上級クラスに入れたり、クラスメートとコミュニケーションがとれ、より早く仲の良い友達ができるでしょう。
入学した学校で友達もたくさんでき、授業も楽しく、満足した留学生活が理想ですが、中には想像していたものと違うと話す留学生もいます。その多くは、日本にあるその学校の事務局の斡旋で留学してきたケースが目立ちます。他校との比較をせず、その学校のいいところばかりを見せられた結果のようです。現地エージェントのアドバイスをへてプログラムを選んだ人、もしくは1度学校見学にハワイを訪れ自分の足で見て回った人は、そういった不満は少なくなる傾向があります。
クラスに対して不満がある、そんなときは、、
では、万が一聞いていた話と違う、クラスに不満がある、なんてことがあったらどうしたらよいでしょう?まずは、いきなり学校を変わることを考えず、学校のスッタフに話してみましょう。親身になって聞いてくれるはずです。こみいった話をするときには、学校に日本語スタッフがいると心強いですね。いい解決策が見つかるかもしれません。過去には、特別なクラスをセッティングしてくれたという話もありました。また、定員いっぱいで本来入れないクラスに入れてくれることになったという話もあります。もしくは、利用したエージェントに相談するのも手です。語学学校にとってエージェントは、生徒さんを連れて来てくれる大事なパートナーと考えているため、学校側はエージェントの言葉に耳を傾ける傾向があります。エージェントを通して、言いにくいこともにも、聞きにくいことも、うまく伝えられるのではないでしょうか。
最終手段として、転校を考えます。どこの学校がいいか友達に聞いたり、エージェントに相談して慎重に選びます。必ず退学時のルールなども確認しておく必要があります。留学生に与えられたグレースピリオドを使い、うまく転校の合間にちょっとしたブレイクの時間を作ることも可能です。転校の相談はエージェントを利用するとスムーズです。
やっぱり自分次第、主張することで見えてくる解決策
どれだけしっかり準備しても、計画通りにいかない事もあります。ましてや勝手の違う外国では良くも悪くもハプニングがつきものです。学校やエージェントに相談したところで解決しない困難なことも起こるかもしれません。クラスや先生、クラスメートへの不満など、自分の気持ちの持ちよう、アプローチの仕方のより、良くも悪くもなります。また、学校へのスケジュールやクラス分けへの問題は、自分から積極的に相談することで解決策が見えてきます。何事も、黙って我慢していては状況は変わりません。ここは、ハワイ、アメリカです、自分の意見や考えをしっかり主張して良い留学生活にしたいものです。どんな場面でも、何事も結局自分次第。その状況をいかに楽しみ、有意義な時間、経験と思えれば、楽しい留学生活に変えられるのではないでしょうか。