入国審査ってどんな感じ?

飛行機を降りて、到着出口を出る前に必ず通過しなければならないことが、入国審査です。「Non-Immigrant」と、書かれた外国人用の列に並びます。順番が来ると、いくつか英語で質問をされます。どうしても英語がわからない人は、

Japanese speaker, please

といって、日本語を話せる人を呼んでもらうことも可能です。英語が話せないことはなんら問題ではありません。混雑時は、1時間くらい並ぶこともあります。

1. 学生ビザで入国する人

順番が来たら、審査官に、パスポート、I-20、税関申告書を渡します。そこで、顔写真が撮られ、指紋が採取され、スタンプが押されたパスポートと、I-20が返されます。
英語での質問は、

どの学校に行くのか?

期間はどのくらいか?

どこに滞在するのか?

何を学びに来たのか?

といった、シンプルなものが多い様です。なかには全く何も聞かれない人もいるます。滞在期間をはっきりと決めてない場合は、I-20に記載されている期間を答えるのが良いでしょう。滞在先や、学校の名前連絡先などは、すぐ提示できるよう手元に準備しておくとスムーズです。

2. ビザ免除プログラム(観光ビザ - ESTA)で入国する人

2008年以降 初めてアメリカに入国する人

係官のいる窓口へ向かいます。税関申告書(機内で記入したもの)とパスポートを提出し質問に答えます。
審査官に、滞在の目的は?と、聞かれます。答えは必ず ”sightseeing(観光)” と答えることをお勧めします。『学校に行く』や『勉強にきた』などと答えると、学生ビザを所有していないため、別室によばれ面倒なことになることがあります。決して短期留学はルール違反をしているわけではありませんが、あくまでも観光の一部のアクティビティと捉えるようにするとわかりやすいです。観光ビザでの入国の際は”sightseeing(観光)”と、答えることが最もスムーズに入国審査を通過する方法でしょう。

2008年以降 ESTAでアメリカに入国したことのある人

ホノルル空港では、2016年よりAutomated Passport Control (APC)が採用され、半自動化されるようになりました。これは、2008年以降ESTAでアメリカに入国したことのある人が対象です。機械にパスポートを通し、質問に答え、写真や指紋登録を自分で機械にて済ませ、レシートを受け取りますます。日本語にも対応していますので、英語で戸惑うことはないでしょう。税関申告書(機内で記入したもの)とレシートとパスポートを持って、係官のところへ行って入国審査を済ませます。ここで簡単な質問があることも。日本語で質問してくれることもよくあるようです。