ハワイって日本語でOKでしょ?

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アメリカの中でも、比較的日本語の通じるお店などが多いのがハワイです。”コンニチハ” ”イラッシャイ” ”ヤスイヨ”などと、積極的に日本語を話そうとする店員さんがいたり、特に日本人が多く利用する店では、きれいな日本語を話す日本人による丁寧なサービスがうけられます。日本語を話すお医者さんもいますし、日本語メニュのあるレストランも数多くあります。英語が苦手な人にとっては、観光地であるハワイという環境は安心かもしれません。

しかしながら、それはワイキキやアラモアナのほんの一部です。ある程度の期間”暮らす”のと、観光しながらちょっと”滞在”するのとでは、英語の使い方は全く違います。例えば、家を借りる時には、不動産屋、大家さん、電話会社、各種手続き、またスーパーでの買い物、バスの利用など、身の回りに起こるほぼすべての事柄は英語で処理しなければなりません。中には、お客様に対し通訳を用意してくれる大手保険会社などもありますが、予約をしなければならない、時間が限られる、電話での3者通話での通訳であったり、早急にトラブルを解決したい時には決して便利とはいえません。

生活セットアップには、やっぱり英語が必要。伝えようとする思いが大切。

ハワイで暮らすためには、やはり英語は必ず必要です。日本語だけで事が完結することはまずありません。留学当初はつたない英語、もしくはほとんど話せないレベルかもしれません。それでも、伝えようとすることがとても大切です。みな、それを乗り越え、英語を上達させていっているのです。つたない英語を受け止めてくれるアロハスピリッツを持つハワイの人たちに救われる場面にきっと遭遇するでしょう。ただし、親切とはとても言えない人も少なからず存在しますので、心の準備も必要です。どんな場面でも、英語に自信がなくても、まずは、意思を伝えること、伝えようとすることが重要です。

自分一人で頑張りすぎず、人の助けを借りることも賢い選択

留学当初のセットアップが一番苦労するところです。各種手続き、賃貸の契約などは、すべて英語、99%日本語は通じません。勝手の違う外国で初めてのことばかり、しかも不慣れな英語でのチャレンジは、大変なストレスであり、不安なところでもあります。我々の実際の留学経験から言えることは、この部分に想像以上の大変なエネルギーと時間を使ってしまうということ。時には、よくわからないまま色々な契約をし、”こんなんじゃなかった”、”プロセスが途中で止まってしまった”、”提出すべき書類を出さなかった”、”余分にお金を払う羽目になった”など、後々問題がついて回り、それを解決するために余計なお金と時間を使い、より面倒な思いをすることもしばしば発生します。何かを申し込む際には、気づかないうちにいらないオプションが付けられていたりしますので、契約時には、請求書をきちんと理解し、わからないことはとことん質問することが大切です。とはいえ、始めはつたない英語力ですと、聞きたいことも聞けず、説明してもらっても理解できない、、そんなこともあります。生活セットアップには、英語がわかる知人や、アシストをしてくれる人を同伴すると余計なトラブルを避けられるでしょう。

経験を重ね、苦労を重ね、ふと気付いた時には、いろんなことが一人でできるようになっているものです。そんな頼もしい自分にきっと出会えます。そして、今度は自分が新しい人を助ける番になることでしょう。