持ち物準備(2)あると便利なもの

ハワイにはたくさんのお店があり、身の回りのものは全て買って揃えられます。だから留学先で全て現地調達!と、言いたいところですが、外国は、場所も違えば、勝手も違い、言葉も違います。お店では知らない商品ばかりが並んで、どれを選んでいいかわからないこともあります。はじめのうちは、土地勘もないため、思うように買い物が進まなかったり、天候が悪く買い物に出られないなど、すぐに必要なものが手に入らないことがあります。1週間ほどは暮らせる身の回りのものは持参しましょう。以下のものは、留学生からきいた持ってきてよかったものをリストしています。

  1. 国際免許証(車を運転したい方は)

    入国後1年以内に限り,有効な日本の自動車運転免許証で自動車を運転することが認められています。しかしながら、事故や違反をした場合、現場のハワイ警察は日本の免許証を認識できず無免許処理をすることが多いようです。その場合、裁判所に出頭になります。こういった事態を避ける上でも、国際免許証の取得をお勧めします。ビザ取得による長期の滞在の場合、現地でハワイの免許証を取得しましょう。

  2. 飲みなれた常備薬

    いつも健康で薬なんて滅多に飲まない人でも、環境が変わり、飲む水や食生活も変わることで体調を崩すことがあります。ドラッグストアーに薬を買いに行ったけれど何を買っていいかわからない何てことも。薬が強すぎやしないかと心配もあります。そんな時に、安心して飲める薬が手元にあるようにしておくといいでしょう。

  3. 歯ブラシ

    アメリカの歯ブラシは、ヘッドが大きいものばかりです。ヘッドが小さい日本のものを好む人は替えブラシを持参しましょう。 

  4. 生理用品

    現地でも調達できますが、使い心地が違います。

  5. 洗濯バサミ・ロープ

    学生寮、シェアハウスやアパート、時にはコンドミニアムでも、洗濯機は共同で使う場合が多く、コインランドリーだったりします。数日に1回洗濯をするペースになるため、ちょっとした手洗いをした時、干すものがあると便利です。ハワイでは、基本的に乾燥機を使い洗濯を干す設備を持たないところがほとんどです。何かと洗濯バサミはとても重宝します。
  6. 洗濯ネット

    大きな洗濯機で一気に洗濯をすることになるため、デリケートなものなどはネットに入れるのが良いでしょう。

  7. S字フック

    洗濯を干す場所を確保するだけでなく、シャワーの時にお風呂グッズをひっかけることができます。部屋の中でも、カバンなどをかける場所がつくれます。公共のトイレでは、ドアに荷物をかけるフックがない場合もあり、S字フックは大変重宝します。

  8. 爪切り

    以外と使いたい時に手元にないものにリストされるアイテムです。日本のものは、安価なわりに切れ味が良いことが、こちらに来るとよくわかります。時に質の良くないものに、高い値段を払うことになります。

  9. 写真(家族の写真、住んでいた家の写真、日本の写真)

    特にホームステイや共同生活を予定している人にはオススメです。日本のことや家族のことを聞かれた時に写真があると話が弾みます。

  10. ホストファミリーへのおみやげ

    お世話になる人に、小さなお土産を用意しましょう。使い方がよくわからないもの、日本独特のお菓子(饅頭など)よりも、一緒にたべて楽しい時間が過ごせるようなものが好まれるようです。子供のいるファミリーならば、折り紙やお手玉など、一緒に遊べてコミュニケーションのきっかけになるものがオススメです。

  11. ガイドブック

    スマートフォンを多用し、ガイドブックを見る人が減ってきてはいますが、ハワイ到着後のインターネットを使える環境は限られています。しかも、ホームステイ先でWiFiが故障中でインターネットに繋がらないなんてことも考えられます。ハワイのことを調べたい時、地図を見たいとき、やっぱり頼りになるのはガイドブックです。

  12. 長袖のジャケット

    ハワイでは長袖なんて必要ないんじゃない?と思いがちですが、かなり必需品です。建物の中、学校、バスなど、冷房がよーくきいているところが多くあります。スーパーに買い物に行く時には、ジャケット必須という人も少なくありません。冬場の朝夕はわりと冷え込む日もあるため、長袖を必ず用意しましょう。

  13. 変圧器

    コンセントの形は若干違いますが、日本の電化製品のプラグをアメリカのコンセントにさすことは可能です。しかしながら、アメリカの電圧は120v、日本の電圧は100vです。120vに対応していなければ壊れる可能性が高く、また危険なので変圧器の使用をお勧めします。

    最近のコンピューター、スマートフォン、カメラなどの電子機器は、100v-240vに対応する変圧器内蔵のものが多くあります。しかし、消費電力の高い家電製品(ドライヤー、アイロン、炊飯器など)には変圧器が必要です。そのような家電製品対応する変圧器はとても重く、高額になるので、お気に入りのドライヤー、日本でしか手に入らない家電製品以外は、現地での購入をお勧めします。荷物に入れる前に、製品の電圧を確認しましょう。

日系スーパーで日本のものはなんでもそろう!?

ハワイには、幾つかの日系スーパーがあり、日本の洗剤、おかし、はたまた空輸されてきた日本産の野菜まで売っています。慣れ親しんだ製品を購入する選択肢もありですが、もちろんかなり割高です。あえて、アメリカ製のものを使ってみるのも、一つの英語学習方法です。商品のラベルからでも学ぶことが多くあります。せっかくの留学生活、アメリカ・ハワイの文化や、環境に親しみ、些細なことからでも何かを学ぼうという気持ちが留学成功へのカギになるでしょう。日本のものに囲まれて暮らすこともできますが、何を選ぶかはあなた次第!?