ハワイプリスクールの基礎知識
プリスクールの目的と種類
義務教育であるキンダーガーテンにいく前の学校です。(ハワイでは、キンダーガーテンが、小学校初年度の義務教育になります。)あまり勉強を目的とせす社交性を身につけ、心身の発達を促すこと、キンダーガーテン進学の準備などを目的としています。一般的に遊びを中心とし、遊びから学ぶことを大切にしたプリスクールが多くあります。中には、名門私立校(有名なところでは、プナホウスクール、イオラニスクールなど)のキンダーガーテン受験にフォーカスを当てたプリスクールも存在します。有名私立プリスクールの入学には入学テストにパスする必要があり、英語環境で育った子供でも入学を勝ち取ること簡単ではありません。人気のあるプリスクールに子供を入れたい場合、生後間もなく申し込みをし、ウェイティングリストに名前を乗せてスペースを確保する現地の親も少なくありません。 弊社がご案内するプリスクールは、すべて私立プリスクールです。ハワイには公立のプリスクールもありますが、所得制限条件のある現地住民のためのプリスクールです。弊社では公立プリスクールはサポートいたしません。
ハワイプリスクールの入学条件および入学に必要な物
以下のリストが一般的なプリスクール入学に必要なものですが、学校により受け入れ条件が若干違ってきます。子供の英語力や、通園経験など問われる場合もあります。その時のスクール側の受け入れ状況にもよりますので、その都度確認が必要です。
全てのプリスクールは、現地の子供のチャイルドケアを目的としています。日本からの短期申込者(数週間〜3ヶ月)は、1年以上の長期入学希望者(居住者)よりも入学の優先順位が低くなることがあります。
Application Feeは、申し込み時に必要となり、一旦納入されたfeeはスクールから返金はされません。どこのプリスクールでも必要です。
- 2歳もしくは3歳から5歳まで(3歳以上クラスはオムツが取れていること)
弊社では3歳〜5歳児のみの手配を行います。3歳以下の手配は致しておりません。 - スクール指定の健康診断フォーム(ハワイ現地にて要健康診断)
- ツベルクリンテスト(ハワイ現地にて)
- 各種申し込み書類
- 医療保険加入・海外旅行保険(コピーの提出)
- 登録料・諸事務費用
- 初月分授業料前払い
- ハワイで使える携帯電話(日本の電話会社経由の国際電話になるものは不可)
アメリカ国内用格安SIMカードのご案内はこちらから。
以下の記事も合わせてご覧ください。
関連記事:ハワイプリスクール費用の目安
プリスクールの保育時間
義務教育に備えて、社会生活や、集団行動を学ぶ場、および共働きの家庭の子どものチャイルドケアという要素も兼ね備えているため、スクールにより若干違いますが、最長朝6時〜午後6時30分の終日プログラムです。早朝、延長保育はオプションのところもあります。2:30pm, 4:30pmまでといった時間設定のプリスクールや、また、パートタイムといって、半日のみ、週に3回のようなコースを用意している学校もあります。
学費はどれくらい?
3歳〜5歳、フルタイムでおよそ$900〜$2500/月といったところです。
基本的に費用には、朝食、昼食、スナックを含んでいますが、稀に別料金のスクールもあります。
費用は、年々上昇傾向にあります。
弊社が手続きをするプリスクールは、学校が公表しているそのままの値段でお伝えしています。授業料の上乗せは行っておりません。そのため、おおよそのお見積もりをお出しすることはできますが、学校側の料金の改定があった場合など、実際の費用はプリスクールへの正式なお申し込みを行った時点でおしらせすることができます。その後、入学金、デポジットなど必要費用をお支払いいただいた時点で入学が確定します。その為、授業料などは直接プリスクールへお客様ご自身で納入することも可能です。授業料金額は弊社を通しても通さなくても同じです。入学手配には弊社への別途手配料が必要になります。
(実際の授業料の2倍以上の料金を上乗せしている学校手配業者もあります。)
以下のリンクから、プリスクール別の授業料がご覧いただけます。
ホノルル近郊ハワイプリスクールリスト
送迎について
日本の幼稚園ようにスクールバスでの送迎は行っておりません。親御さんの送り迎えが必要です。入学手続きの際に、お迎えに来る人を登録します。お迎えの人は、IDを持参しお迎えにいき、サインアウトをします。お迎えの時間に遅れる場合は、必ず学校に連絡を入れる必要があり、また1分ごとに$3といったような、罰金が取られますので注意が必要です。
多くの日本からの参加者は、ワイキキに滞在しバスで送り迎えを希望しますが、レンタカーがあれば、よりフレキシブルに行動できます。また、ワイキキ周辺の限られたプリスクール以外に、申し込むプリスクールの幅もぐっと広がります。特に、学生ビザを取得しママも学生となる親子留学を予定している方は、バスの遅れも気にすることなく、車ですと移動時間も短縮でき、子供の送り迎えと、ご自身の通学の両立がしやすくなります。
ご希望の方には、お得なレンタカーをご紹介しています。弊社のお客様への特典もありますので、詳しくはお問い合わせください。
日本でできる準備
〜ハワイプリスクール留学を成功させるために〜
トイレトレーニング
3歳以上のクラスに入学するにはオムツが取れていることが入学条件にしている学校がほとんどです。お尻が自分でふけるように練習しておきましょう。また、トイレに行きたい、といった基本的な英単語を覚えておいたり、普段日本で使うおしっこやうんちを表現するときに使っている言葉を明確にし、ハワイでのプリスクールの先生に伝えておくと、子供も先生も安心です。失敗が重なったり、プルアップタイプのトレーニングダイパーの使用があると、別料金が必要とさたり、入学を断られるケースがあります。
預けられる経験を積む
英語を効果的に学ぶためには、親なしで集団生活に慣れておく必要があります。数週間から3ヶ月の短期留学になると、学校に慣れた頃に帰国になってしまいます。プリスクールへの順応に時間がかかってしまうと英語習得の成果があげにくくなります。スクールが楽しめなければ、英語の習得は難しいものになります。預けられることに慣れている子は、早い段階でプリスクールに慣れ、お友達も出来、楽しみなからどんどん英語を吸収していきます。言葉をまだ主なコニュニケーションのツールとしないプリスクール年齢の時期は、言葉がなくても、お友達と遊ぶことで”プリスクール楽しい”と感じられるものです。楽しいプリスクールライフにしてあげるためにも、英語を効果的に吸収するにも、日頃から預けられ、集団生活になじんでおく必要があります。短期留学でも効果を望める留学になることでしょう。
少しでも英語に親しむ
週に1回の英会話でも構いません。日本にいるときからとにかく英語に触れておくこと。簡単なよく使う単語、doo-doo(ウンチ)、pee(おしっこ、ハワイではshi-shiがよく使われます)、eat、water、Yes、Noなどを日本にいる時から使っておくといいでしょう。緊急を要する時に、自分の欲求だけでも簡単な言葉を使って先生に伝えられるくらいの英語力があることが望ましいです。また、英語のわらべ唄を常に家で流すことも効果的です。toddler songと検索するとインターネットでたくさん見つかります。ただでさえ、環境が変わり加えて言葉が通じないことは子供にとって大変なストレスです。そんなスクールライフの中で、知っている単語や歌を耳にすることで安心感からより早く環境に溶け込み、英語の習得スピードがぐっと上がります。
ハワイ州で必要とされる数ある予防接種をうけておく 〜短期留学者はツベルクリンのみの場合あり〜
学校により要求レベルは変わってきますが、ハワイ州が入学時に要求する予防接種はかなりたくさんあります。一気にたくさん打つのは、お子さんの負担も大きくなります。また、日本で摂取できるものは早めに済ませておくと、ハワイで摂取するよりも費用も抑えられます。同じ予防接種でも、日本とハワイとは摂取間隔が異なる場合がありますので、注意が必要です。
ツベリクリン検査は、アメリカライセンス医師もしくはクリニックでの証明が必要になります。在日アメリカライセンスドクターもおりますが、日本での検査結果を認めないスクールもある様ですので、ハワイ到着後に健康診断とともにツベルクリン検査を受ける様にします。
ハワイ到着から、プリスクールスタートまで
健康診断、ツベルクリン反応テストを受ける必要があるため、1週間前のハワイ到着をお願いしております。ツベルクリン反応の結果が出るまでに48時間を要します。陰性ならばそこで検査は終了し、証明書を発行してもらいます。しかし、陽性反応が出た場合、レントゲンをとり健康であることを証明します。こういった場合、スクールのスタート日が遅れてしまいますので、1週間前のハワイ入りをお勧めしています。週末、クリニックの営業時間などの兼ね合いがあるため、日本出発日、スクールスタート日の決定は、エージェントのアドバイスがあるとスムーズです。